WOOD FACTOR NEWS
ウッドファクターニュース
スナフキンが作ってるんだぜ
【スナフキンが作ってるんだぜ】
おはようございます。
最近の楽しみと言ったら、
WOOD FACTORの木製カップで
休憩時間にみんなでコーヒーを飲む。
フィンランド製のこう言う感じのカップを
「ククサ」
って言うんですが、
ククサにもその定義があって
シラカバの瘤を塩茹でして造られた
伝統的な木製カップ
って感じかな。
ただ、
他所にもあるモノ作ってもしょうがないんで
小林さんと色んなことにチャレンジしてみる。
まずはデッカイ鍋で白樺も塩茹でしてみたり、
様々な木でカップを作ってみたり。
写真の物は胡桃・桜・花梨など、
様々な樹種でつくったカップで
「まずは自分たちが使ってみないと良いも悪いも分からない」
「経年で起こる良し悪しも分からない」
そんな訳で小林んさが全員分のカップを彫ってくれて
これでコーヒーを飲むんですが
まぁ、良い!
熱めの飲み物が入っていても、
口に当てても器に熱が伝わらないし
何せ手馴染みが良い。
小林さんが、一つづつ完全な手彫りで作っているので
一つとして同じものは無い唯一無二。
一つずつ握りや持ち手の触り具合を
確認しながら削っていくからベストフィットだ。
いつまでも触っていたくなるような感触だし、
写真の物はソレを使う人向けに彫ってくれてるから
これの使い心地が悪いはずないんだけどね。
インスタントコーヒーでも、拘り豆のコーヒーでも
器がまたコーヒーの味を
引き立ててくれる感じはありますよ。
なにより、
モノの向こうに人が見える感じがサイコーです。
ウチのカップを選ぶときに、
コレを彫った小林さんの
意味の分かんない説明を聞きながら選ぶのが
また楽しいんだと思うんですけどね。
さて、
昨日はイペ材の重たい家具の出荷も終わり
工場が大分広く出来ました。
今週はまた週末に向けて納品ラッシュですが、
広げた工場で、ようやく大きな物にも取り掛かれそうです。
慌しい工場で気忙しく動く毎日ですが、
今日もスナフキンみたいな小林さんが
工場の隅っこで
スプーンやカップを作ってると思います。
忙しいと気持ちもガサ付いてきますが、
そんな小林さんを見ながら
小林さんの作ったカップで飲むコーヒーが
WFの癒しなんであります。
それでは今日も
それぞれの一日を頑張ろうZ!