WOOD FACTOR NEWS
ウッドファクターニュース
作品の緊張感が伝わる物造り
【作品の緊張感が伝わる物造り】
おはようございます。
昨日は早朝より注型作業。
リバーテーブルに
色と模様を付けて行く作業と言いますか、
二回目の注型でテーブルの柄が決まります。
※各々の作家の作風により異なりますが
自分の場合はこの段階が結構重要な所。
工場の奥の奥にある注型室ですから、
静かに落ち着いて進められるだろう
と、思っておったんですが
注型開始から電話と来客の連発。
ほんの少しの油断で、
真空チャンバーの中で
レジン4リットルを
セメントみたいにカチカチにしてしまいました。
色物を入れる時に、
脱泡とレジンの粘度と温度と
気にしなくてはいけない要素が沢山あるんですが
ほんの少しのミスで高価な材料をゴミにしてしまう。
色柄もわざとらしくつける物よりも
カップから落とした時の
水の流れのような模様を大切にしていまして、
絶妙なタイミングを計って入れるのですが
攻めすぎてもダメだし、安全策を取って
低い粘度で落としてもダメ。
※こちらも各々の作家の作風により異なりますが
ワタシの作風です。
とりあえず、注型前の失敗で
注型に失敗しなかったのが救いでございます。
こんな風に神経を張りつめて製作するテーブルだからこそ
見る人に緊張感が伝わると思うし、
見る人を圧倒する物になると思ってます。
本日は続けてレジンワーク!
と、思っておりましたが
朝からの注型はまた電話や来客でヤバそうなので
大体、本日の見通しが立ってから作業を開始しましょう。
WF最大級!
3600㎜×1200㎜
世界地図リバーテーブルの進捗
お楽しみに!
それでは今日も
それぞれの一日を頑張ろうZ!