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忖度の無いインプレッション・アルテコ極レジン

【忖度の無いインプレッション・アルテコ極レジン】
 
 
 

おはようございます。
 
 

 
イタリア青の洞窟の表情が決まりました。
 
 
 
気になった人は、

前回のパールをひいた後の動画と見比べてみてください。
 
 
 
パールの動画から更に上に2層かかっていまして、

パールの上には染料の層で2色のグラデーション。
 
 

 
パールのままだと「パキっ」と模様が出すぎるので

染料で少しボカすのと、海の深さを出していきます。
 
 

  
そしてさらにその上に、

厚く透明の層を載せて行くんですが

現在、木の縁に並々と透明が固まっているところで

表面はもう一層載せてやれば完成ですね。
 
 

  
透明を厚く載せてやることで、

厚み以上の奥行き感が出せますので

下の層を造る時に、

いかに薄く奥行きのある模様が描けるか?

が大事になってきます。
 
 

 
 
前回の工程でも自画自賛しておりましたが、

マジで今回は会心の出来栄えだよ。
 
 
 

 
イタリアの青の洞窟なんですが、

どうでしょうか?
 
 
 
まるでGoogle Earthで世界を上から見た様になってません?
 
 

 
ド直球に真透明に木の入った物も綺麗だし、

真ん中に川を配したリバーテーブルも綺麗

白波の砕けた海岸の様な表現も素晴らしいけど、

自分はやっぱり世界の箱庭みたいに青い海を造るのが好きだ。
 
 

 
 
自分が作るのはリバーテーブルと言うよりは、

Deep See Wood

 
 
 
今回のは材料も替えて、

様々な工程のタイミングを変えなくちゃいけない作業もあり

緊張の繰り返しでしたが、

残るは透明注型を裏表3回で終わりかな。
 
 
 
後は

ひたすらしっかり固めて、

ひたすらしっかり磨きだね。
 
 

 
今回はアルテコさんに御協力いただいたのですが、

各メーカーごとにレジンの特性は全く違って

ある程度の大きさの物を造ってみないと、

中々インプレッションも出来ないんですが

様々なメーカーの物を同条件で使用すると

色々な事が分かってくる。
 
 
 
「アルテコ極レジン」は硬化に時間がかかるタイプで、

消泡や泡抜きは容易で初心者の方は失敗が少ないかも。
 
 
 
真空チャンバーでの脱気も長時間(20分近く)かけても

材料の温度が全く上がらず、

その段階での失敗リスクも一切なし。
 
 

模様を出したりする工程では温度が上がらないので

粘度も中々上がらず模様が沈みがち。

ココは慣れが必要でしょうか。
 
 
 
硬化後の表面のレベリングは、結構チヂミが出るので

他のレベリング性能が良いメーカーさんに比べると

磨きの工程で差が出そうかな?
 
 
 
特筆すべきは透明感!

今まで使ってきた物の中で一番の透明感。
 
 
 
もっと言うと、わざとらしい位の透明感で

作られた様な透明感(当たり前だけどね)

どちらのメーカーさんも透明感を謳っておりますが、

これは素晴らしい。

とても良い物に出来そうです。
 

 
「イタリア青の洞窟」

完成のUPまでお楽しみにしていてください。
 
 
 
サンプルを頂いてから、中々大きな物を固めている時間がなく

レビューを書くのが遅くなってしまいましたが

ちゃんとした比較の出来る設備と技術で、

ユーザー側からの要望や意見も忖度なしに

出して行こうと思っておりますので

引き続きこんな感じの

メーカーさんからのテスト案件お待ちしております。
 
 

 

この製作の後にも別のメーカーさんのサンプルで

大物製作をして行きます。

これから製作される方の参考にもなるかと思います。
 
 
 
#アルテコ #アルテコ極レジン #極レジン
#リバーテーブル #レジンテーブル

忖度の無いインプレッション・アルテコ極レジン1
忖度の無いインプレッション・アルテコ極レジン2
忖度の無いインプレッション・アルテコ極レジン3