WOOD FACTOR NEWS
ウッドファクターニュース
比較的大きな水槽を泳がせてもらってますが

【比較的大きな水槽を泳がせてもらってますが】
おはようございます。
大きい物の組み立てを終えて、
ようやく工場のスペースを開けれましたので
無垢板の一気削り!
平面出しして、厚み決めをして
削って仕上げて次の工程に進みますが
お客さんに見た頂いた時はこの感じが中々伝わりにくい。
って言うのも、
元々は製材の帯鋸で挽いたままで乾燥して
ビジュアル的には、
まるで使い込まれた足場板の様な状態ですから
その状態から仕上がりをイメージしてって!って言っても
中々難しいのだ。
そんな訳で、
仕上げた板をWood Lion®に展示してるんですが
そうすると、皆さん
その状態で板を仕入れて来て店に並べてるのか?
って思ってる人が多い様ですが、
全て!
ちゃんと横の工場で丁寧に仕上げられて
展示されているんであります。
ところが、ウチの常連様達は木が大好きで
原木の状態で板を選び
そこからさまざまな料理方法を考えて
シェフのワタシに伝えてきます。
難しい注文も多いですが、
高級な材料を使って
仕入れた自分でも勝手には出来ないような板を
思う存分料理させて頂いておりますm(__)m
頂いた図面の中で腕を振るう仕事も悪くないですが、
それって水槽の中で泳ぐ魚と一緒で
いつもですと、
ワタシは比較的大きな水槽を泳がせてもらってますが
こういう依頼品は
水槽から一気に海に放たれた魚の様な気分。
出来上がりの頃には
引き渡しが名残惜しくて仕方ない様な物になっちゃいます。
まだまだこれから手はかかりますが
丁寧に参りましょう。
さて、
また週末金曜日!
今日は引取り納品や現調、工場での打ち合わせなどの他
写真の板の平面出しを完了させる予定。
ちょっとお天気が気になる週末ですが、
春に向かってまだまだやる事いっぱい!
それでは今日も
それぞれの一日を頑張ろうZ!

