WOOD FACTOR NEWS
ウッドファクターニュース
大事な事だから、忘れないように書いておく
【大事な事だから、忘れないように書いておく】
おはようございます。
昨日の朝の打ち合わせは、
実は初めてのお客さんというか
業者さんからの御紹介の工務店さん。
最初に事務所にお伺いして
社長からお話を聞くんですが
ニッカポッカに同じ色のベスト。
襟にボアの付いたドカジャンスタイルで、
昔ながらの大工さんな風貌だ。
今までは家具屋とのお付き合いが無かったそうで、
ご自分でされたり、
建具屋さんに依頼することが多かったそうなんです。
その社長曰く
「それだと、お客さんの要望に応えられないことが多くて」
だ、そうで
ワタシが御紹介されてきたようです。
工務店さんというか、こちらの社長さん
お客さんの要望に
とにかく寄り添って仕事をする大工さんだった。
事務所はちょっとしたモデルルームに改装されていて
キッチンなども、
なんと自分で製作した拘りの物が付いていた。
「いやぁー家具屋さんに見られると恥ずかしいなぁ」
なんて言っていたけど、
それらを見せてもらって
とても良い仕事をする大工さんだと言う事は
充分に分かった。
一級建築士で宅建で、
他にない納まりやデザインを自ら描いて
お客さんに提案。
そして、自ら家を造る。
「凄い人だな」
と、思って
建築中の家を見せてもらう事にする。
車で20分程の所へ移動して、
実際建てている家を見せてもらったんだけど
もう、家のカタチもそうだし
中に入って見せてもらって
その拘りの造りに驚いた。
お風呂もキッチンも社長の手造りなんだけど、
大工さんが造った感じのゴツさはなくて
とても洗練された感じだ。
「ココをさ、俺じゃなくて大川さんにやってもらったら
もっといい感じになると思うんだよね。」
と。
「一緒にお客さんに提案できるような仕事が
出来たらいいと思ってるんですよ。」
「さっきからお話していて、大川さんとなら心配ない」
なるほど。
その後は、いつも自分がSNSに書いてるような事が
その社長の口から語られる。
とても共感できたm(__)m
お客さんて、やっぱり素人さんで
図面だけじゃイメージが湧かない。
プランの段階では
ぼんやりしたイメージしか出来なくて
結局最後の完成を見るまでは
本当の姿は見えてこないんだ。
だから、プランの段階で
または、実際の製作の段階で
お客さんとの思い違いの手戻りが出る場合もある。
でも、お客さんの欲しい物にならなくちゃダメなんだと。
ホント、
全く同じコト考えてて
なんか途中で笑ってしまった。
図面から、プランから、
建築して引き渡しまでを同じ人がやるから
思い違いや行き違いも少ないんだと思う。
この家って、
いつごろ着工したんですか?
と伺うと、
既に着工から1年3ヵ月だそうで
そりゃそうだよなー
と、納得。
御施主さんの一世一代の大工事。
そこにちゃんと寄り添ってくれる大工さんと
昨日知り合えた。
紹介者にも感謝だし、
紹介者の紹介者には大感謝だ!
↑ややこしいな(笑)
さて、
今朝も作文長くなっちまいましたが
実はまだ書き足りないぐらい興奮しております。
何か面白そうなこと始まりそうなんである。
それでは今日も
それぞれの金曜日を頑張ろうZ!