WOOD FACTOR NEWS

ウッドファクターニュース

経験に勝る知識なし

【経験に勝る知識なし】
 
 

 
 
おはようございます。
 
 

 
暑い日が続きます。
 
 
 

工場内が暑いのは毎年の事で、

仕事がしにくいと言うか

毎年恒例の大変な時期に突入である。
 
 

 
 
暑くて能率が落ちるだけでなく、

いま力を入れてるエポキシ樹脂のテーブルは

製作時の温度管理が重要でもあり

そちらも神経を使う。

 
 

現在、

工場では店舗什器の製作とリバーテーブルの磨き、

注型室ではレジンで新しいテーブルをドンドン固めております。

注型室は温度管理されているので、

割と快適に作業できますが、

夏場は温度と埃だけでなく、

自分の汗が材料に落ちないようにも気を使わないと(^^;
 
 

 
 

 
 
ここのところ、

新しくエポキシレジンの販売を始める

メーカーさんが増えてきて

業界の盛り上がりを感じます。
 
 
 
 
来週はまた2社のメーカーさんが

営業に来てくださることになっていて、

色々お話を伺えることになっています。
 
 

  
ただ、

材料自体も、テーブル専用の樹脂はまだ新し目の分野で

来て下さるメーカーさんにとっても未知の物らしい。
 

 
 
 
幾つかのメーカーを

常温室で同条件で試してみますが、

可使時間も違うし、熱の出方や硬化後の様子も違い

テーブルのように厚い物を固めるのは中々難しく

更には固めてからの磨き具合もまた違ってくる。
 
 

 
 

  
ずっと同じメーカーのものを使っていて、

沢山の製品を作ってみて

ようやく特性も分かってきたところで

データのあまりない材料に乗り換えるのは

やっぱりちょっと怖かったりもするんである。

(材料が高価なため)
 
 

 
 
ホントはウチの常温室みたいなところで、

ある程度の大きさの物を試験させてもらうのが

一番良いんですけどね。

中々そうもいかないって言う。
 
 

 
 
やっぱし失敗の繰り返しでノウハウを積んでくしか無くて

今までにも随分失敗しながらここまで来ました。
 
 

 
 
最近多い事として、

「これから造ろうと思ってるんですよね!」

とか

「どこの樹脂を使えばいいんですか?」

とか

「どうやって○○〇するんですか?」

とか

技術系の事で質問攻めにされることが結構あります。
 

 
 
 

その質問に答えたとして、

全く同じ設備と環境で出来る訳では無いから

問題ないと言えば問題ないのだろうけど

やっぱり教えられないんです。

ごめんなさいm(__)m
 
 
 

 
巷にあふれるネット情報やユーチューバーの情報だと

ありきたりのノウハウしか出て来ませんが、

経験に勝る知識なし。
 
 
 

 
今日だってまた新しいやり方で

色々試してみるつもりでおりますから。
 
 

 
 
それでは今日も

それぞれの一日を頑張ろうZ!